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注文住宅の豆知識

注文住宅の打ち合わせ回数に制限がある?知られざる実態とは?

「注文住宅の打ち合せ回数に制限はありますか?」と遠慮しがちなお客様から聞かれる質問です。

最初にお伝えしますと、私たちは打ち合せ回数に制限を設けていません。色々なことが関係してくるので、すんなりと行かない場合の方が多いからです。

しかし、要点や注意点を抑えているとスムーズな打ち合わせが出来るようになります。どのような点に気を付けた方がいいのか、これから詳しく説明していきましょう。

この記事を読むことで、注文住宅の打ち合せ回数の制限について詳しい内容を知ることができ、
無駄な時間を極力省けるようになります。

では、本題に入りましょう。

1.注文住宅の打ち合せ回数に制限はない

冒頭にお伝えしましたが、基本的に注文住宅の打合せ回数の制限はありません。私たちだけではないと思います。ほとんどの建築会社はそうなっていると思います。

注文住宅の打ち合わせ回数に制限がない理由

注文住宅を建てること自体がはじめてのことなので、わからないことが多く考えたり悩む時間が必要です。注文住宅のすべてを一つ一つ決めていくわけですから当然時間が必要になります。

逆に、打合せの回数制限があった場合は可哀そうに思えてきます。あと1回しか打合せできません、と言われてしまったら、絶対に焦ってしまい適当な注文住宅になってしまうと思うんですね。

注文住宅の打ち合わせ回数に制限がないのは規格型も同様

注文住宅の打ち合わせ回数に制限がないのは、自由度が限られているセミオーダーの注文住宅や規格型注文住宅でも同様です。多くの住宅建設会社は、打合せ回数に制限は設けていないと思います。

途中で変更したくなったり、気持ちが変わることは少なくありません。納得するまで悩んで考えたからこそ、満足いく注文住宅が出来上がるので打合せ回数に制限は設けていないと思います。

2.注文住宅に打ち合せ回数に制限はないが予備知識は大事

注文住宅の打ち合せ回数に制限はありませんが、予備知識は付けておく方がいいと思います。

たとえば、間取りやデザインはウェブ上でもオープンになっている情報が沢山あるので、スマートフォンで検索すると有益な情報がたくさん出てきます。

時間が掛かりそうなところに予備知識をつける

打合せ回数に制限がなくても費やす時間は短くしたいものです。これから注文住宅の検討に入られる方々は、その部分に対して予備知識を付けると時間に余裕が生まれてきます。打合せ中に夫婦喧嘩になったり、焦って選択を間違えることも回避できるようになります。

キモは滞在時間が多い場所

当然ですが、ご自身がメインで使う部分は悩むことが多くなると思います。なぜなら、こだわりが生まれてくるからです。奥様であれば、キッチン、パントリー、家事室、浴室を想像するでしょう。旦那様であれば、リビングや趣味室を想像したかと思います。ご自身が使いやすい、過ごしやすいを考えながら予備知識を蓄えておきましょう。

細かいところは、今は気にしない

考え出すと余計なことまで考えてしまいがちですが、細かいところは今は気にしなくて良いと思っています。なぜなら、現実は想像を上回るからです。現時点では、想像もしていなかったところが実際の打合せでは沢山出てきます。ならば、打ち合わせの中で決めていく方がベストだと思います。

3.注文住宅の打ち合せ回数に制限はないが破談はある

注文住宅の理想

注文住宅の打ち合せ回数に制限はありませんが破談になる場合があります。では、どのようなケースで起きやすいのか詳しく説明していきましょう。

こちらの「注文住宅でエアコンを施主様から支給されると失敗が多発する?」という記事でも少し関連した内容が書かれています。よろしければ、どうぞ。

住宅ローンの審査が通らない

住宅ローンの審査が通らなければ、注文住宅を建てるのは困難になります。
自己資金で建てられる方は大丈夫ですが、借り入れを考えている方は金融機関の審査を受ける必要があります。

金融機関で審査するのは、ご自身の信用と返済能力です。
無事に審査が通る方もいれば、逆に通らない場合もあります。

審査が通らないことは決して少ない話ではありません。
審査が通らない理由は、審査後に教えてもらえることがありますが、
私の経験上、過去に未払いや滞納経験がある方は厳しいです。

過去にあった経験としては、携帯料金の不払いが原因で審査が通らなかった方がいらっしゃました。

また、一度ローンの審査が通らないと別な金融機関で審査を行ってもダメな場合が多いです。
金融機関が別でも審査機関が同じになっているのではと推測しています。

数年は審査が通らない状態となりますので、
日ごろから未払いや滞納がないよう気を付けるようにしましょう。

金額が高くて破談

注文住宅で破談になるケースの多くは、金額が高いために起こっていると思います。
特に大手のハウスメーカーでは、坪単価の設定が高いため手が届きにくい金額になっています。

この業界に属している人間は、周知されていることですが、
まったく違う業界の方々は知らないことも多いです。

ご自身が想定していた金額と相手(企業側)が提示された金額が
あまりにもかけ離れた金額になっていた場合は破談になります。

どうしてもそこで建てたい、という強い意志があれば別です。
しかし、無理して建ててもその後にローンの返済として響いてくるのでお勧めはしません。

また、建築会社側も金額自体を打倒だと思っています。
これが普通くらいにか思っていないのです。大幅な値引きは期待できません。

このように依頼する建築会社の選定を間違うことにも繋がるので、
ざっくりでもいいので大体の建築費用は考えておくようにしましょう。

建築会社の選定ミス

上でお伝えした内容に似ている部分がありますが、
建築会社の選定がそもそも間違っている場合も破談になります。

建築費用もその一つですが、建築会社を選ぶにあたってデザインも関わってきます。
たとえば、ご自身は和モダンのテイストが好みだったとします。

日本家屋を現代風にリテイストしたデザインが好みなのに、
建築会社はゴリゴリのアメリカンテイストだったら話は平行線をたどると思います。

なかなかに話が纏まりませんし、要望も理解されません。
逆に建築会社の方も戸惑うことでしょう。

建築会社がお客様を丸め込もうとする場合もありますが、
トラブルやクレームのもとになるので今はやらないと思います。

ご自身の好みのデザインと費用にマッチした建築会社を選べるように
事前調査は必ず行っておきましょう。

選定の基準は建築会社の区分けを知ることから

建築会社にもハウスメーカー・ビルダー・工務店と区分けがあります。
各々を詳しく説明していきましょう。

ハウスメーカー

日本全国に拠点を置いており、年間の販売棟数は数千棟~1万棟になります。
会社により、鉄骨系、木質系、ツーバイフォーなど工法は様々です。

注文住宅も「フルオーダー」「セミオーダー」「規格型」と商品ラインアップも豊富です。
自社で研究・開発も研究所も行っており、常に新しい技術開発と商品開発を行なっています。

企業により金額設定も違い、同じ大きさの建物でも、
1000万円台のローコストを展開している企業もあれば、
2000万円以上とハイグレードな設定になっている企業もあります。

ビルダー

ビルダーは、ハウスメーカーよりも小規模で1~4都道府県程度のエリアに絞って、
年間100棟~600棟くらいの住宅を建てている会社のことを言います。

ハウスメーカーと工務店の間にいる存在で、全国的な知名度は低いものの、
拠点のエリアではトップシェアを持つ会社もあり、信頼の厚い会社も多く存在しています。

技術と商品が確立されており、見せ方にもこだわりがあるため、
あこがれを抱くファンを的確に獲得しています。

工務店

工務店とは、地域密着型の建築企業で、年間数棟~数十棟の規模で活動しています。
一棟一棟オーダーメイドの家づくりに注力している会社が多いです。

木造在来工法を中心とした伝統的な家づくりが得意ですが、これといった商品がないのが特徴です。
しかし、工務店ごとに独自の個性も出てきているのは確かです。

また昔とは違い、土地探しやローン申請など建築以外の業務を積極的に行っている企業も増えてきています。

関連記事として、注文住宅にも優先順位がある!効率的で無駄のない方法3選
もありますのでよかったら読んでみてください。

4.注文住宅でも打ち合わせ回数に制限がある場合も

私も調べてみてはじめてわかりましたが、
打ち合わせ回数に制限を設けているハウスメーカーもあるようです。

「打ち合わせの〇回目以上は、〇〇〇円のご負担になります。」となるようです。

事実に基づいてお伝えしている話ではなく、
私がリサーチで得た情報なので不確かなところがあるのはご理解ください。

しかし、もし本当だったら意地悪な話だと思います。
はっきり言えば、お客様は素人です。
知識も経験もない方にじっくり話をする機会を奪うのは酷いと思います。

でも、その会社の方針なので仕方がありません。
どこのハウスメーカーかもわからないので、
念のために打ち合わせ回数に制限があるのかを確認した方がいいかもしれませんね。

5.まとめ

いかがでしたでしょうか。基本的に注文住宅の打ち合わせ回数に制限はありませんが、
破談になる場合があるのはご理解いただけたと思います。

マッチしない場合も考えると、事前の情報収集がキモになってくると覆います。
男女の恋愛と似ていますね。

よかったら今後の参考にしてもらえると嬉しいです。
最後まで読んでいただきありがとうございました。

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