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注文住宅 坪単価 イラスト

注文住宅の坪単価とは?表示価格に隠された裏側を6つ紹介!

注文住宅の坪単価について、ご質問を頂きました。
坪単価はどのように設定されていますか?」と。

詳しく説明しないといけない部分が多いですが、
なるべく理解しやすいよう簡単に説明していきましょう。

記事の目次

  1. 注文住宅の坪単価とは?
  2. 注文住宅の坪単価は各社で考え方が違う
  3. 注文住宅の坪単価は参考価格
  4. 注文住宅の坪単価の注意点は付帯工事の範囲
  5. 注文住宅の坪単価はお客様ごとに違くなる
  6. まとめ

以上が、目次になります。順番通りに進めていきましょう。

この記事を読むことで、坪単価の設定が詳しくわかり、表示金額に隠された裏側を理解できるようになります。
では、本題に入りましょう。

1.注文住宅の坪単価とは?

注文住宅は主に坪単価で表示されています。たとえば、坪単価70万円と表示されているのが例になります。
坪単価は、建築面積の1坪当たりの建築費用を指します。

1坪当たりってどのくらいの面積?」となると思いますので、お答えすると
1坪は約3.3㎡になります。実に中途半端な数字ですよね。

専門的な計算になると、1.82m×1.82m=約3.31㎡
建築に用いられる寸法の規格が「尺・寸」のため、それをミリに直した数字となります。

頭が混乱しないように、わかりやすく身近なモノで大きさで例えると、
和室の床に使用されている畳2枚分が1坪になります。

ちなみに、畳1枚分の寸法は、1.82m×0.91m=約1.66㎡になります。

坪単価の算出方法

坪単価の算出方法は、「建築費用÷坪数」です。たとえば30坪で1800万円の注文住宅の場合は、
1800(万円)÷30(坪)=60万円(坪単価)」となります。

先ほど、畳の面積で例えたので広さで金額が明確になると高いと思われるかも知れません。
しかし、そうなる理由は後でご説明しましょう。

2.注文住宅の坪単価は各社で考え方が違う

注文住宅の坪単価は各社で考え方が違います。どうゆうことが深堀していくと、
坪単価に含まれている部分」と「坪単価に含まれていない部分」が存在します。

純粋に建物の建築費用だけで坪単価が見られている場合を例にしましょう
その場合は、諸費用や外構等が含まれていません

仮に建物本体工事が1800万円だったら、その他に諸費用250万円、外構400万円が掛かるとしたら
それは含まれていないということです。

全体としたら「本体工事1800(万円)+諸費用250(万円)+外構400(万円)=2450万円」
になるはずです。しかし、1800万円としか公表されていないのです。

それには、深い理由があります。不明な部分は計算に含ませていないのです。
たとえば、土地が決まっていない場合は、上下水の引き込みなどが不明なため算出できません。

また、外構も同様です。外構とは、塀や門、庭、植栽、アプローチ、車庫など、建物の周りのことをいい、
横文字だとエクステリアと言われています。

外構の仕様が決まっていないので、当然含ませることができないのです。

しかし、どこまで含まれているのかは企業によって異なるので、
最初に坪単価の範囲の確認をしておくことをおススメします。

3.注文住宅の坪単価は参考価格

これまでのお話で理解している方もいらっしゃると思いますが、
注文住宅の坪単価は参考価格と思ってもらった方がいいです。

企業が公表しているプランをそのまま再現するのなら別な話ですが、
それでは注文住宅ではなくなってしまいます。

ご自身の好みやこだわりを反映させるわけですから、
一つとして同じ注文住宅は存在しないのです。

もちろん、多少なりと価格に違いが出てしまいます。

そのため、注文住宅の坪単価は「坪単価55万円~」と含みを持たせた状態で公表されているのが多いです。
実際に携わっている私の意見としては、
含みを持たせないとお客様に過度な期待をさせてしまうことも理解しています。

たとえば、「坪単価50万円で全部できます」と言い切ってしまったら、
お客様はそれでご自身の注文住宅が出来上がると思ってしまいます。

しかし、諸費用や外構は別に発生するとなったら、間違いなくお客様はがっかりされるのが想像できます。

そのため、含みを持った金額が公表価格となっていることを考えると、
坪単価は参考価格と捉えていた方が良いと思います。

4.注文住宅の坪単価の注意点は付帯工事の範囲

特に注意しなければならないのは、付帯工事の範囲です。
付帯工事の定義は「主たる建設工事を施工するために必要な他の従たる建設工事」と建築業法に記載されています。

要するに「建物を建てるときに必要になる他の工事」が付帯工事となります。
先程までは外構のみケースお伝えしていますが、この付帯工事の範囲が各社によってまちまちなのです。

詳しく伝えすると、「解体工事」「仮設工事」「屋外給排水工事」「屋外電気工事」「造成・整地工事」
「外構・造園工事」などが付帯工事となります。

付帯工事の全てが坪単価から除外されている場合や一部の付帯工事が含まれている場合など
各社によって設定が本当に違います。

たとえば、大手ハウスメーカーでは、付帯工事の全てが坪単価から除外されています。
明確は理由は定かではありませんが、
建物本体として価格を明確にさせるためだと考えられます。

しかし、知っている人なら良いですが知らない人が実際に話を聞きに行った場合は、
「想像以上に高くなった」となるでしょう。

坪単価ばかりを追ってしまうと、
付帯工事を見落としがちになってしまうので注意しましょう。

どうしても安く建てたいと思われる方もいらっしゃると思いますので、
安く家が建つ?お金をかけない家づくり5選」も読んでみてください。

5.注文住宅の坪単価はお客様ごとに違くなる

注文住宅の坪単価はお客様ごとに微妙に違くなります。
何度もお伝えしていることの繰り返しになりますが、同じ建物は一つとしてありません。

大きさは同じでも、デザイン・性能・設備の種類と数など同じように
造られている建物はないのです。

ざっくりですが、数千~数万の増減は必ず生じてしまいます。
たとえば、どこかで採用された間取りをそのまま採用した場合でも、
キッチンのグレードが違う場合は費用に増減が生じます。

食洗器の有無だけで見ても、20~30万円は製品代として掛かるため、
30坪の建物に反映すると6千円~1万円は変わってしまうのです。

また、建物が小さければ安くなると思われていますが、
極端に小さくなると逆に割高になってしまいます。

では、大きくなれば割安になるのかと言われると、
それは難しい話になってくるので、別な機会に詳しくご説明しましょう。

話を戻すと、以上のことから注文住宅の坪単価はお客様ごとに微妙に違うという話になります。

6.まとめ

注文住宅の坪単価について、ご紹介しました。公表されている坪単価はあくま参考価格と思って
もらった方がいいのは間違いありません。

また、付帯工事の範囲についても注意が必要です。厳密にいうと各社で全く異なります。
それらに注意した上でご自身にあった住宅建設会社を選ぶようにしましょう。

今回の記事も参考になったら嬉しいです。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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