空き家を売るにもお金がかかる、どこに相談すればいいのか分からない。そんな理由で、手をつけずに実家を放置してしまっていませんか?この記事では、石巻市で空き家を手放すための具体的な方法と注意点について、できるだけわかりやすく解説していきます。
あなたの空き家、放置していませんか?
相続や転居の結果、空き家を持つことになったという方は少なくありません。特に50代後半ともなると、自分や家族の将来を見据え、「そろそろあの家、どうにかしなければ」と考える時期かと思います。
空き家が増加中
これを見ているあなただけが空き家を所有している訳ではありません。石巻市の調査によると3500戸以上の空き家があると判定されています。人口流出が多いために、空き家は増加し続けているのが現状となっています。
「実家が空き家のまま…」「税金や近隣からの苦情が不安…」
そう思われるときは、今すぐこちらからご相談できます。相談は無料です。
空き家を放置すると起こる3つのリスク
空き家、放置を続けると想像以上のリスクが潜んでいます。ここでは、石巻でも実際に起きている主なトラブルや費用負担の例をご紹介します。
1. 税金の負担が増える可能性
空き家のままでも、固定資産税は毎年発生します。しかも、管理が不十分で「特定空き家」とみなされると、住宅用地の税優遇が外され、税額が最大6倍に跳ね上がることも。
2. 近隣トラブルや法的責任
屋根の一部が飛んだ、草木が道路にはみ出した、空き巣に入られた…。放置された空き家が原因で近隣に迷惑をかけた場合、所有者が責任を問われるケースもあります。
3. 資産価値の低下
空き家は、手を入れずに時間が経てば経つほど価値が下がっていきます。早めに動くことが、後悔を防ぐポイントです。
石巻で空き家を手放す主な方法
空き家を手放すといっても、方法はひとつではありません。石巻市で実際に活用されている手段を、手続きのしやすさ別に解説します。
■ 不動産会社に相談して売却
まず検討すべきは、地元の不動産会社に相談する方法です。築年数や立地によっては、現状のままで買い手がつくこともあります。「どうせ売れないだろう」と思っていても、実は投資家や移住希望者など、ニーズは多様です。
■ 石巻市の「空き家バンク」を活用
石巻市では、空き家を希望者に紹介する「空き家バンク」という制度があります。登録は無料で、物件情報が市のサイト等に掲載されます。自治体が間に入るため、安心して取引を進められるのがメリットです。
■ 譲渡・寄付という選択肢も
「とにかく手放したいが、売れる見込みがない」という場合は、譲渡という方法もあります。条件に合えば、費用負担なしで引き取ってもらえるケースもあります。
売れないかもしれない空き家、どうする?
築年数が古くても、土地が狭くても、諦める必要はありません。売れにくい空き家でも、工夫や視点の切り替えで手放す道は開けます。ここでは具体的な対処方法をお伝えします。
■ 解体して更地にする
老朽化が激しい場合、建物を解体して更地で売る方が早く手放せる可能性があります。しかし、石巻市では、空き家解体費用に対する補助金はありません。更地する場合は自己負担になります。
■ リフォームして貸す
賃貸物件として活用するという手もあります。地元の工務店やリフォーム会社に相談して、最小限の修繕で貸し出せるかどうかをチェックしてみましょう。
■新たなかたち「贈与型賃貸」
買い手がつかない空き家を買い取り、リフォーム後に貸し出します。そして、借りた方が10年住むと無償で受け取れる、というのが「贈与型賃貸」です。石巻では始まったばかりですが、解体するよりも安く処分できるメリットがあると考えています。詳しくは、石巻かほくさんの「空き家を「贈与型賃貸」に」でもご覧になれます。
早めの行動が、負担を減らす一番の近道です。
「解体すべき? リフォームできる?」とお悩みの方は、LINEで気軽に相談できます。
チャットでメッセージ可能です。ぜひ気になることを教えてください。
手放す前に確認すべきこと
「すぐに売りたい」と思っても、意外と多いのが準備不足によるトラブルです。スムーズに手放すために、事前に確認しておくべきポイントをチェックしておきましょう。
1. 所有権の名義は大丈夫?
まずは、名義が自分のものになっているかを確認しましょう。親名義のままなら、相続登記が必要です。2024年からは相続登記が義務化されており、放置はトラブルの元です。
2. 建物の現状を把握する
リフォームで活用できるか、解体すべきか、専門家による建物の状態チェックが重要です。不動産業者や工務店に見てもらいましょう。
3. 売却に必要な書類の準備
権利証、固定資産税の納税通知書、登記簿謄本など、必要書類の準備も忘れずに。
石巻市の空き家対策・相談窓口
石巻市では、空き家問題の解決に向けてさまざまな制度や支援を用意しています。
空き家バンク
-
市役所のまちづくり部門が窓口
-
専門家と連携してマッチングを支援
解体費用の補助制度
-
ブロック塀の解体は、補助金「あり」
-
空き家解体費用の補助金は「なし」
それ以外の相談できる専門家
-
不動産会社(売却・賃貸相談)
-
司法書士(登記や相続)
-
行政書士(手続き全般)
まとめ:空き家は“今”手を打てば、将来の不安が減る
「まだ時間はある」と思っているうちに、空き家の問題はどんどん大きくなります。税金の負担、近隣との関係、そして家族への迷惑。後回しにして良いことはありません。まずは、無料で相談できる窓口を利用して、一歩踏み出してみること。石巻で空き家を抱えてお悩みの方は、ぜひこの機会に「手放す」選択肢を真剣に考えてみてはいかがでしょうか。
ひとりで考える前に
ひとりで考える前に、まずは相談してみることをお勧めします。早めに相談したい方は、LINEがおすすめです。友だち追加後にメッセージが可能になります。お気軽にどうそ。
空き家のことをじっくり考えたい方は、下の画像からの問い合わせがおすすめです。
