注文住宅 何ヶ月

注文住宅は何ヶ月かかるの?詳しい期間と準備について紹介!

「注文住宅は完成するまで何ケ月かかりますか?」

こういった質問は多く頂きますが、正直に答えるとそれぞれで条件が異なるため正確な期間が違います。ざっくりとした期間として、お伝えしているのが現状ですが参考になると思いますので注文住宅が完成するまでの期間をご紹介していきましょう。

記事の目次

1.注文住宅に何ヶ月かかる?期間はそれぞれ違う
・期間が不透明な部分とは?
・注文住宅の下調べをしている
・ローンの返済期間中
・土地探し
2.注文住宅は何ヶ月かかる?期間が読める部分
・打合せとヒアリング「約2週間」
・概算見積り提出「約1ヶ月」
・仮審査~仮審査完了「約2週間」
・再打合わせ~プラン確定「約1ヶ月」
・本設計開始と本契約
・着工「約1ヶ月後」
・棟上げ「2ヶ月後」
・竣工「3ヶ月後」
・引き渡し
3.まとめ

以上が目次になります。それでは、順番通り進めていきましょう。

1.注文住宅に何ヶ月かかる?期間はそれぞれ違う

注文住宅が完成するまでに必要な期間はお客様によって様々です。早ければ8ヶ月、遅い場合は1年以上になることもあります。理由としては、条件がそれぞれに違うのが要因となっています。

たとえば、土地を所有している人と土地を探すところからという人では、最初の条件が異なります。そのため、一概に注文住宅が完成する期間をお伝えできないのです。もちろん、ある程度の部分としては詳しくお伝えできます。

大きく分けて期間が不透明な部分読める期間2つに分けられるので、それぞれについて詳しくお伝えしていきましょう。

期間が不透明な部分とは?

期間が不透明な部分は、お客様が検討に入るまでの期間と相談をするまでの初動の部分です。ある企業の話を参考にすると、注文住宅を建てたいと希望をされている方の検討期間は以前と比較すると長くなっているとのことでした。

要するに、建てたいと想っていても考えている期間が長くなっている、ということです。世の中の動向や将来的な心配が背景にありそうですが、注文住宅を建てることに対して慎重になられている方々が増えていると考えています。それが期間の長さに表れていると言えるのではないのでしょうか。では、その期間は何をしているのでしょう。

注文住宅の下調べをしている

注文住宅を建てる為の下調べをしています。たとえば、SNSを見て情報を集めたりブログを見て基礎知識を養っていると言われています。これまで経験がないことをしていく訳ですから、このような行動はとても重要です。

どれくらいの期間が必要なのか区切り的な部分は個人によって様々で、短い人もいれば長い人もいるのが現実だと思います。実際に数年という方もいます。タイミングもあることなので、建てたいと思ったときが建てたいとき、ということでしょう。

ローンの返済期間中

何かしらの借り入れたローンの返済期間中という方もいらっしゃいます。よく耳にする内容としては、車のローンです。必要なモノなのでローンを組んで購入をするわけですが、前提としては車のローンに限らず借入をしている状態ですと、住宅ローンの借入限度額は低くなります。

個人の年収と返済期間と返済負担率の計算をして借入限度額が算出されるのですが、すでに借入をしている状態にあると希望している金額に届かない場合が出てきます。

その期間中は、注文住宅の下調べの期間としている方もいるようです。

土地探し

土地を探す期間についても、私たちは読めません。これまで幾多の土地探しのサポートを行ってきましたが、希望の土地が見つかるのはタイミングとしか言いようがありません。

すぐに見つかることもあれば、数ヶ月も見つからないこともありました。だからこそ、早めにご相談をしておきましょう、というアドバイスが的確だと感じています。以前に書いた「注文住宅を土地なしから?賢い方法と詳しい流れを解説!」という記事がありますので参考までにこちらもどうぞ。

2.注文住宅は何ヶ月かかる?期間が読める部分

注文住宅 期間

これまでは、私たちでも期間が読めない部分についてお伝えしてきましたが、これからは期間が読める部分についてご紹介していきます。大きく分けると9つの項目に分かれますので、それぞれ詳しく解説していきましょう。

打合せとヒアリング「約2週間」

最初に行うのは、ヒアリングになります。期間としては2週間程度。お客様がご自身の注文住宅に詰め込みたい要望を吸い上げる工程です。これまで調べた内容やデザインや疑問などを住宅建築会社にぶつける期間です。

せっかですから、遠慮せずに注文住宅に対する想いを投げつけてみましょう。

概算見積り提出「約1ヶ月」

概算見積りがお客様の手元に届くまでに要する期間は約1ヶ月です。ヒアリングをもとにまとめた内容がはじめて書面として出てきます。そのときに平面図や立面図も渡されるようになります。

しかし、ここで気を付けなければならないのは、しっかりとした建築設計は始まっていないところです。その理由は以降で説明していきましょう。

仮審査~仮審査完了「約2週間」

仮審査を申し込んでから仮審査完了までの期間は、約2週間程度。まずはお客様の借入可能な金額を確認するために必要な工程です。概算見積りを行った図面と必要書類を用意して銀行に仮審査の申し込みを行うのが一般的です。

もちろん厳密な設計をはじめから行うこともできますが、お客様が借入できる金額を明確にすることが前提にあるため、そのような運びにすることが多いです。

再打合わせ~プラン確定「約1ヶ月」

仮審査が通ると同時にお客様が借入できる金額も明確になります。そこから再打合わせを開始しプラン確定を目指します。借入限度額によっては大小の変更が発生してきます。

状況に合わせて、じっくり考えながら進めて行く時期とも言えるでしょう。

本設計開始と本契約

プランが確定すると本設計を開始します。一般的には設計契約を交わすことが多いです。本契約と同じタイミングになることもあれば、設計契約が先になることもあるのでその点は予め理解をしておきましょう。

着工「約1ヶ月後」

本契約後から1か月後に着工します。その間は、外は現場の段取りが進行し、内では床・壁など各所の色決めを行うことが一般的です。

棟上げ「2ヶ月後」

着工から順調に進んでいくと約2ヶ月後には棟上げとなります。軽微な上棟式をするのが一般的になってきましたが、昔と同じように餅まきをされる方もいらっしゃいます。余談ですが、餅まきを行う由来は「災難を持ち帰る」からきているとされている説があります。

よく家を建てると災難が多くなると言われていることから多くの人を集めて餅をまき、持ち帰ってもらうことでその家で起こる災難を分散させるために行ったことが始まりとされています。玄を担ぐのと同じ感覚なので信じるか信じないかはあなた次第です…。

竣工「3ヶ月後」

棟上げから約3ヶ月で完成を迎えます。完成と同時に住み始められるわけではありません。建築確認や完成確認を行う必要があり、引き渡しはその後になります。

引き渡し

竣工からほどなくして、引き渡しとなります。しかし、完成見学会を行う前提になっている場合は、もう少し後になるかもしれません。

3.まとめ

注文住宅 居室

注文住宅が何ヶ月で完成するのか期間も含めてご紹介してきました。はじめの方にお伝えした私たちでも読めない期間を含めると全体的な期間は長くなっているのは間違いありません。

ご自身の状況もあると思いますが、何事も前持った行動をしておくことが大事だと思っています。読める期間については、最初の打ち合わせから約9~10ヶ月が完成までの期間となります。個人差はありますので、その辺を踏まえてご理解をしてもらえるといいかと思います。

よろしければ参考にしてみてください。最後まで読んで頂きありがとうございました。

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