こんにちわ。
「お家は一生の買い物」というだけあって、費用は高額な金額になります。
そこで今回は、工務店を営んでいる私たちだからお伝えできる視点で、
お金をかけない家づくりについて5つ紹介したいと思います。
お金をかけない家づくり 平屋よりは総2階
はじめは間取りの話になります。平屋に比べて総2階建ての方がお金をかけない家づくりができると思います。
一般的には平屋の方が安いイメージがありますが、同じ建坪で見た場合は平屋の方が高くなります。
たとえば、40坪の建坪で見た場合、総2階にすると基礎と屋根の面積が半分になります。
言い方を変えると、総2階建てよりも平屋の方が倍の面積になるということなので、
平屋よりは総2階の方がお金をかけない家づくりができると思います。
お金をかけない家づくり 屋根は片流れ
続いては、屋根形状の話になります。屋根の形には切妻、寄棟、入母屋など様々な形があります。
その中でもお金をかけない家づくりとして選ぶなら片流れの屋根です。形状がとてもシンプルで
施工性が優れているため、その他の屋根に比べると費用が安くなります。
しかし、トラブルが多い屋根形状としても有名なので、しっかりとした施工店を選ぶ必要があると思います。
お金をかけない家づくり 窓の最適化
明かりを室内に取り入れるためや換気に必要な窓ですが、数やサイズについて考えることで費用が変わります。
前提としては、大きい窓よりも小さい窓の方が安くなります。また、窓の数も少ない方がお金が掛からなくなります。
近年では、お風呂やトイレに窓が不要と考える方も出てきており、費用面はもちろんのこと防犯面でも効果が期待できます。
設計上、必要になってくる場合はありますが、必要に応じた最適なサイズの窓を付けるのを念頭に話を進めると良いと思います。
お金をかけない家づくり 既製品をメインに
昨今の新築事情で多いのが特注や造作によるカスタマイズが多様されていることです。
しかし、規格外になると基本的に価格が高くなってしまいます。
たとえば、特注になる場合が多いものとしてキッチンが挙げられます。
広いワークスペースはとても魅力的ですが、特注まで大きくなると価格もとても高くなります。
また、ドアや戸などの建具も同様です。既製品の建具に比べて木製建具の価格は高いです。
手作業が多くなる物事に対しても費用が高くなる傾向にあるので、
お金をかけないようにするには既製品の選択肢をメインにすると良いと思います。
お金をかけない家づくり 2階のバルコニー
最後は2階のバルコニーです。その理由は、新築時とその後のメンテナンスで2重の費用が掛かるからです。
施工の観点から見た場合でも、床の防水・笠木・外壁など取り合いが多岐になるため必然的に費用が掛かります。
また、リスク面でも2階バルコニーの床防水が切れてしまった場合は、1階への雨漏りも同時に発生します。
バルコニー床の防水を直すのと1階の天井や壁も直す必要がありますので、
そういった諸々の面を考えると2階のバルコニーはお金が掛かってしまう、という考えになります。
お金をかけない家づくり まとめ
お金をかけない家づくりについてお伝えしてきました。
今回お伝えした内容がすべてではありませんが、
お役に立つ情報になると思いますので、ぜひご活用ください。
それでは、また。