石巻市にお住いのT様邸は、当社で設計・施工をさせていただいた注文住宅になります。施工事例の見所についてご紹介したいと思います。
施工事例のみどころ
1.豊富な収納
・玄関のシューズクローゼット
・パントリー(食品庫)
・洗面室の収納棚
・ニッチ棚
・ロフトのニッチ祭り
2.サッシ
・エクセルシャノンとは?
・パーツ交換が単体で可能
・シャノン製でも安心
3.リビング
・南面に大きなサッシ
・落ち着ける空間
・アクセントもそえて
順番に見て行きましょう。
1.豊富な収納
こちらの施主様は家族が5名の家族構成でしたので、収納の種類は豊富にしております。
玄関のシューズクローゼット
まずは、玄関内にあるシューズクローゼットです。
家族5人でも余裕があるくらいになるように棚の数を調整しています。下から上まで万遍なく使えるようにしているのもポイントです。これにより無駄なスペースは一切ない造りに仕上げています。
色も汚れが目立ちにくいように、ダークブラウン系の色にしています。
パントリー(食品庫)
玄関から入ってすぐの左側にパントリーを設けています。家事同線を良くすることを第一に考えて、間取りを設計しました。玄関を入ってすぐにパントリーがあることで、買い物から帰ってきたらすぐに収納できる使い方が可能になっています。持ち運びする距離も短いので家事ラク効果も抜群です。
洗面室の収納棚
洗面室の収納は、引き戸の裏側のスペースを有効活用し、タオルなどを置ける収納にしました。本来ならばただの壁になりデッドスペースになるところですが、考え方を変えると有効に使えるスペースとして活用可能です。ただしこの収納の場合は、収納中に戸を開けてしまうと手が挟まれてしまいます。収納中は油断禁物なところも面白みのひとつかもしれませんね。
ニッチ棚
階段の途中にある壁にニッチ棚を設置しました。フレグランスディフューザーやフォトフレームなどの小物を置くのに便利な収納となっています。こちらの施主様の住まいにはありませんが、玄関から入ってすぐの場所に設置する方も増えています。その場合は、鍵を置く場所として利用されることが多いです。
ロフトのニッチ祭り
ロフトには、多数のニッチ棚を設置しました。用途は完全に趣味用。後付けの棚だと狭い空間を圧迫してしまうため、壁内のスペースを有効活用するためにニッチ棚にしています。これだけあると、使い方も幅広くなります。本、フィギア、タブレットなどの置き場として活用できます。もはや、ニッチとは言えないかもしれませんね。
2.サッシ
こちらの施主様の注文住宅では、エクセルシャノン製のサッシを採用しています。あまり聞いたことがない方もいらっしゃると思いますので説明していきましょう。
エクセルシャノンとは?
エクセルシャノンは、1976年に日本で初めて樹脂サッシを製造販売を開始したメーカーです。今は主流になっている樹脂サッシのパイオニア的な存在です。 樹脂サッシ専業メーカーということもあり性能は申し分ありません。
パーツ交換が単体で可能
他社にはない点として、エクセルシャノンのサッシはパーツ単体で交換可能。他社では基本的に全交換になりますが、シャノン製はパーツ交換が単体できるため修理時のコストが抑えられるのも魅力のひとつです。性能だけでなく、将来的にも安心して採用できるサッシとなっています。
シャノン製でも安心
聞いたことがない方にとって不安な面も多々あると思います。しかし、シャノンウインドは部材の強度を保持するために樹脂の肉厚を厚くし、断面の面積を大きくしています。必要に応じて樹脂内部に金物補強をしていますので、窓としての耐久性に問題はありません。 裏付けとして、40年近い使用実績も携えています。
3.リビング
リビングは、日光を上手に取り入れられるように設計しています。デザインはグレーを基調に落ち着いた空間に仕上げています。
南面に大きなサッシ
リビングの南側には大きめのサッシを配置しています。それにより、日光の恩恵を受けられるようになっています。冬は暖かく過ごしやすいリビングとなっています。夏は、日光を遮るように外に可動式の庇を設置しています。状況に応じて快適に過ごせるように配慮も欠かしておりません。
落ち着ける空間
リビングで、目指したのは落ち着ける空間の演出。グレーは、主張の少ない色なので気持ちを落ち着かせる効果があります。逆に、シンプルで洗練されたイメージを与える効果も持ち合わせています。
アクセントもそえて
キッチンカウンターの上にペンダントライトを3つ、キチンの背面にもアクセントクロスを設けています。ひとつひとつの要素は小さくても、掛け合わせることで空間のデザインは一新します。ポイントは、主張が少ない色を選らんでいるところ。バランスが取れて一貫した雰囲気となります。
最後に
お家を建てるのは一生に一度あるかないかです。建てるとなれば自分たちの思ったカタチにしたいと考えるのは当然のことです。しかし、注文住宅ともなれば、規格型住宅や建売りと比較すると値段が高くなることも珍しくありません。だからこそ、見た目だけに拘らず生活を安定的なものにするために様々な視点から考えて提案をすることを、弊社では心がけています。あなたにとって一生の買い物をずっと大切にしたい、それが私たちの想いです。