寒さの中にも、少しずつ春の気配を感じる頃。暦の上では「節分」を迎え、季節は冬から春へと移り変わろうとしています。節分は豆をまいたり恵方巻きを食べたりする日だけではなく、季節の変わり目に、暮らしを整え直すための節目として、古くから大切にされてきた行事です。住まいの中で過ごす時間が長い冬から、光や風を感じる春へと向かうこのタイミングは、家の中の空気や気持ちを切り替えるのに、ちょうど良い時期ともいえます。今回は、節分の意味や由来を改めて確認しながら、家庭での楽しみ方や、暮らしと住まいとの関係についても触れていきます。
1.節分とは?暮らしと住まいを見直す季節の節目

節分とは、本来「季節を分ける日」を意味する言葉です。立春・立夏・立秋・立冬の前日が節分とされていましたが、現在では立春の前日、つまり冬から春へ移り変わる節目として親しまれています。昔、季節の変わり目には体調を崩しやすく、邪気が入りやすいものと考えてられていました。だからこそ節分は、暮らしを整え、住まいを清め、新しい季節を気持ちよく迎えるための日ともいえます。
2.節分の由来|豆まきと「鬼は外・福は内」の意味

節分の代表的な行事として「豆まき」がおこなわれています。豆まきは、家の中に入り込む邪気や悪い運を追い払い、新しい季節の福を迎え入れるための儀式といわれ、使われる豆にも意味があります。豆は「魔を滅する=魔滅(まめ)」に通じるとされ、古くから厄除けの象徴として用いられてきました。豆をまく際の掛け声は、「鬼は外、福は内」邪気を外へ追い出し、福を家の中へ迎えるという、願いが込められています。
3.「福は内」「福は家」 節分と住まいの深い関係

「鬼は外、福は内」から一歩進めて考えると、「福は内」は「福は家」ともいえます。住まいは、家族が集い、休み、日々を積み重ねていく場所です。節分の豆まきは、単なる行事ではなく、「家そのものに福を呼び込むための習わし」ともいえます。家族で声を出しながら豆をまくことで、住まい全体の空気が切り替わるような感覚を味わえるのも、節分ならではです。
4.節分に行われる行事一覧|豆まき・恵方巻きの意味

節分は、派手な行事というよりも、暮らしを整えるための知恵が詰まった年中行事ともいえるでしょう。
5.「2026年の恵方は南南東やや南」恵方巻きの正しい方角

節分といえば、近年すっかり定着したのが「恵方巻き」です。恵方巻きの由来と意味は、恵方巻きは関西地方が発祥の風習といわれ、その年の「恵方」と呼ばれる方角を向き、無言で一本丸ごと食べる縁起物とされています。恵方とは、七福神の一柱である**歳徳神(としとくじん)**がいるとされる方角といわれています。
5-1.「2026年」の恵方
「南南東やや南」です。
現在ではスマートフォンのコンパス機能などを使えば、簡単に確認できます。食卓の向きを少し変えるだけでも、節分らしい雰囲気を楽しめます。
6.家庭でできる節分の過ごし方|家族で楽しむ豆まき

節分は、神社やお寺の行事だけでなく、家庭の中でも十分に楽しめる年中行事です。豆まきの基本は、外に向かって「鬼は外」、室内に向かって「福は内」、この順番で行うことで、家の内外から邪気を払う意味があり、豆をまいた後には、無病息災を願い、年齢の数、または年齢+1粒の豆を食べるという習わしになります。
7.節分は住まいを整えるタイミング|玄関・キッチン・水回りの見直し

節分は、風水の考え方では運気の切り替え日とも言われています。旧暦では大晦日にあたり、新しい流れが始まる前に、不要なものを手放すタイミングです。特に意識したいのが、
- 玄関
- キッチン
- トイレ
といった、気の出入りが多い場所。行事をきっかけに少し整えるだけでも、住まい全体がすっきりと感じられます。
8.石巻市の節分行事|地域に根付く伝統と過ごし方

石巻市では、市内の湯殿山神社で毎年多くの参拝者が集まる節分祭が行われています。年男・年女による豆まきや厄払いの神事が行われ、賑わっています。地域に根付いたこうした行事も、季節の節目を感じる大切な機会のひとつです。
まとめ
節分は、日本の伝統行事であると同時に、暮らしと住まいを見直すきっかけになる日でもあります。「福は内、福は家」。節分は、そんな想いをあらためて意識できる一日です。2026年の節分も、ご家族それぞれの形で福を迎えながら、暮らしと住まいを整える一日にしてみてはいかがでしょうか。
この記事が、これからの暮らしや住まいを見直すきっかけになれば幸いです。最後までお読みいただきありがとうございました。宜しければ関連記事「運気を味方に!2026午年の開運は住まいから」も併せてご覧いただけますと幸いです。


